セカンドキャリア

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アスリートがプライドを捨てたら、謙虚ではなく「無気力で卑屈な人」になる

  • 2020.04.30

こんにちは。坂口友亮です。 アスリートがセカンドキャリアを成功させるためには、プライドを捨てるべきか? 「過去の成功にとらわれず、プライドを捨てて謙虚な気持ちでイチからやり直せ」 そうアドバイスを送る人がいます。 僕はプライドを捨てる必要は全くない、というか絶対捨ててはいけないと考えています。 なぜなら、プライドを捨てて出来上がるのは謙虚な人ではなく、無気力で卑屈な人だからです。 バファリンの副作 […]

知り合って3年以内の友人に相談すれば、アスリートのセカンドキャリアは案外うまくいく

  • 2020.04.28

こんにちは。坂口友亮です。 アスリートのセカンドキャリアがうまくいかない理由の一つに 「人間関係が狭すぎる」 という問題があります。 為末「連絡できる友人の8~9割が競技関係者だったら、大体セカンドキャリアの構築に苦しみます。 もし5割以上が競技と関係ない知り合いがいれば、案外うまくいきます。 つまり、競技の外の社会とどれだけ接点があるかということです」 為末大に聞く「アスリートのセカンドキャリア […]

「せっかくここまで続けてきたのに」と思った時に、読んでほしい話

  • 2020.04.27

こんにちは。坂口友亮です。 引退を考えている時に「せっかくここまで続けてきたのに、もったいない」と言われて、迷ってしまった。 引退後、以前から興味があった別のことにチャレンジしたいが「今までやってきたことを使わないともったいないかな」とためらってしまった。 その気持ち、とてもわかります。 人は誰でも、今までかけてきたコストを無駄にしたくないと本能的に思うものだからです。 行動経済学では「サンクコス […]

「あきらめなければ夢は叶う」と信じて、苦しんでいる人に読んでほしい話

  • 2020.04.25

こんにちは。坂口友亮です。 「あきらめなければ夢は叶う」って、勇気をくれる、美しい言葉ですよね。 多くの成功者が「あの時あきらめなかったから、今の成功がある」と言います。 この言葉を聞くと「やっぱり成功するためには、あきらめてはいけないのか」と思うかもしれません。 では、あなたはなぜ苦しんでいるのか。 それは、この言葉にウソとホントが混ざっているからです。 「あきらめなければ夢は叶う」のウソ 「あ […]

正解のない時代を生き抜くために、「自分の判断基準」を見つける具体的な方法

  • 2020.04.23

こんにちは。坂口友亮です。 かつては実業団やプロのチームを持っている企業も多く、アスリートは仕事と競技生活を両立させ、引退後は定年までその企業につとめる…というケースもありました。 ですが「終身雇用」「年功序列」「手厚い福利厚生」の維持が難しくなると同時に、企業がセカンドキャリアの受け皿になってくれる時代は終わりを迎えています。 企業がチームを持つのは広告宣伝が主な目的なので、業績が悪化すればコス […]

人生100年時代を生きるアスリートが、絶対に知っておくべきお金の話

  • 2020.04.22

こんにちは。坂口友亮です。 今回はお金の話です。 若い頃から一つの競技に打ち込んでも、プロになってお金を稼げるアスリートはごく一部しかいません。 それでも僕は「若い頃にプロを目指して一つの競技に打ちこむのは正しい」と考えています。 同時に「競技だけやっていればいい」という考えには反対です。 僕たちは、100歳まで生きる 「LIFE SHIFT」ではこのように説明されています。 いまこの文章を読んで […]

自由にあこがれる凡人が、本当に自由になったら困った話

  • 2020.04.22

こんにちは。坂口友亮です。 今日は、自由にあこがれる凡人の話です。 変化が速く正解のない時代に、後悔のない選択を行い、幸せに生きるにはどうすればいいのか? ある男が、本を読みあさりました。 ハーバード大学の社会心理学教授ダニエル・ギルバートは「コントロールする能力を失うと死んでしまうことさえある」と述べています。 人間はコントロールへの情熱を持ってこの世に生まれ、持ったままこの世から去っていく。 […]

セカンドキャリア問題の本質である「アイデンティティの喪失」を具体的に解決する方法

  • 2020.04.18

こんにちは。坂口友亮です。 アスリートのセカンドキャリア問題の本質は何でしょうか。 それは「アイデンティティの喪失(そうしつ)」です。 為末「人生のほとんどを競技に費やしてきたため、『選手でなくなること』の喪失感はすごく大きいですね」 「アスリートは競技でしか『輝く自分』を表現できないと思っています。 そのため、競技に執着して、辞め時を見失うこともある。 アスリートの引退は、キャリアの問題ではなく […]

セカンドキャリアに悩むアスリートは、定年前のおじさんに似ている

  • 2020.04.18

こんには。坂口友亮です。 ふと「セカンドキャリアに悩むアスリートって、定年前のおじさんに似てるよな」と思いました。 定年前のおじさん 一つの会社に全てを捧げてきた 定年後は他の会社に転職したいが、いざ転職活動を始めてみると自分のスキルが社内でしか通用しないことに気づく 今さら、誰にでも出来るつまらない仕事はしたくない 転職後も生活のレベルは落としたくない 会社にクビを切られたら終わり 転職は悪だと […]

アスリートが現役の時からセカンドキャリアを考えることは、悪なのか

  • 2020.04.17

こんにちは。坂口友亮です。 今だに「アスリートが現役の時からセカンドキャリアのことを考えるのは良くない」という風潮があるらしいですね。 なんでセカンドキャリア問題が起きるのか。これにはまず1つ、文化的な要因が大きいんですね。 オリンピックに出るアスリートが「同時に医師免許を獲得するために勉強してます」ということが、アメリカの選手で実際にありました。 しかし、日本の選手でそれをやるとけっこう「日本を […]