「引退後に何をすればいいかわからない」と悩むアスリートに、まず読んで欲しいオススメ本4選
- 2020.04.14
- セカンドキャリア

こんにちは。坂口友亮です。
「引退後に何をすればいいかわからない」
「やりたいことを見つけたいけど、何から始めていいか分からない」
という人に向けて、オススメ本を4冊紹介します。
世の中には色んな本がありますが、手当たり次第読むのは効率が悪すぎます。
「まずはこれだけ読めばOK」という本を4冊に厳選しました。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
まずはこの本。「やりたいこと探しの決定版」と言っても過言ではありません。
・今まで「やりたいこと探し」で挫折したことがある人
・どうせ自分には「やりたいこと」なんて見つからないと諦めている人
こういった人にも「やりたいこと」が見つからない理由や、やりたいこと探しの落とし穴について丁寧に解説されているのでオススメです。
なぜ「やりたいこと」が見つからないのか?
それは「やりたいこと」という言葉の意味を知らないからであり、
自分の心にしたがって、やりたいことを探しているからです。
まずは「やりたいこと」という漠然とした言葉の意味を明確にする。
心ではなく頭でロジカルに「やりたいこと」を探す。
そのためのノウハウが惜しみなく紹介されています。
セカンドキャリアを充実させるためには「明確な目的」や「社会的な役割」が必要です。
自分は何がしたいのか?
社会の中でどう役に立てるのか?
まずはこの本を読んで「やりたいこと探し」をさっさと終わらせましょう。
科学的な適職
なぜ仕事選びは難しいのか?
それは、人間の脳には適職を選びとるプログラムが備わっていないからです。
「好きを仕事にする」「給料の多さで選ぶ」「業界や職種で選ぶ」「仕事の楽さで選ぶ」「性格テストで選ぶ」「直感で選ぶ」「適性に合った仕事を求める」
これらはすべて仕事選びにおける誤った思い込みだと説明されています。
思い込みを取り除き、科学的なデータに基づいて「自分の幸福を最大化する仕事」を見つける方法が紹介されています。
仕事は人生の中で最も多くの時間を費やすものなのに、仕事の探し方は誰も教えてくれません。
仕事を選ぶ時も、就職してからもめちゃくちゃ参考になる本です。
ゼロ秒思考
試合で勝つために何をすべきか?
いつ現役を引退するのか?
セカンドキャリアでは何をするのか?
人生の重要な局面では考えることが必要ですが、どうすればよりよく考えることができるのか?
答えは「A4用紙に1分で思考を書き出す」です。
たったこれだけで、アイデアが湧いて、悩みが晴れて、即決即断できるようになる。
多くの人は頭の中で考えているだけで、本当に「考える」ことが出来ていないと、テックキャンプで有名なマコなり社長も言っています。
モヤモヤと悩むだけの「考えるふり」を卒業するためのツールとして、メモ書きはあなたの強力な味方になります。
転職の思考法
キャリアに漠然とした不安を抱くサラリーマン青野が、口は悪いが仕事はできる敏腕コンサルタント黒岩の指導を受けて、転職を成功させる話です。
ストーリー仕立てになっているので、物語を読むだけで一生役立つ「転職の思考法」が身につきます。
仕事で成果を出して給料を上げるには、才能やセンスだけでなく「どの業界を選んで、どの職種について、どの会社で働くか」というポジショニングがとても重要です。
同じ「経理」という職種でも、業界や会社が違えば、報酬は全く違うからです。
極端な話、同じ経理の仕事をしていても、年収1000万の人もいれば、何歳になっても350万円以上には上がらない人もいます。
ポジショニングは思考法で解決できるのというのが本書のテーマです。
また99%の人には「心からやりたいこと」なんてないということを、いち早く知って欲しい。
「心からやりたい仕事がどこかにあるはず」という幻想に囚われていると、いつまでたっても理想の仕事は見つかりません。
引退後に「転職」を行うアスリートも多くいるでしょう。
最近はアスリート向けの転職サービスもありますが、エージェントに登録する前にこの本読むことをオススメします。
転職エージェントを使うことが悪いわけではありません。
しかし、エージェントを使うとはどういうことなのか?エージェントは何をインセンティブに動いているのか?を事前に知っておくことは非常に重要です。
どの本から読んでも大丈夫ですが、まずは4冊にざっと目を通して大まかに内容をつかむ、またYouTubeで本のレビューをしている動画を見て予習するのがオススメです。
その後「ゼロ秒思考」のメモ書きを使って、「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」や「科学的な適職」のワークに取り組んでみてください。
「転職の思考法」を読むのは、転職エージェントに登録してみようかな、と思うタイミングの少し前がオススメです。リアリティを持って、本の内容が理解できるはずです。
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